大きく息を吸って、止めて・・・そして吐くと同時にスイカの種マシンガン・・・!!
どうもこんにちは、MAKOOTOです。
今日はHSPプログラムコンテスト2017の応募作品である、「GLOBE GUNNER」という3Dシューティングゲームをプレイしてみたいと思います。
HSPプログラムコンテストとは
HSPプログラムコンテストは、プログラム言語HSP(Hot Soup Processor)により作られた作品を募集し表彰するイベントです。2003年から10年以上に渡って毎年開催され、累計5200本以上の応募作品が寄せられているHSPの祭典です。
技術の優劣を競うのが目的ではなく、プログラミングの楽しさを 広く知ってもらうとともに、 発表の機会を提供したいと考えています。 上級者はもちろん、初めて HSP をお使いになる方まで、誰でも応募することができます。
出典:HSPプログラムコンテストより
Wikiを見てみると、このHSP言語の前身がPC-9800シリーズで開発されたとあるので、意外と歴史が古い。いや、私はプログラマーではないのでちと感覚がわかりませんが、Javaとほぼ同時期かぁ・・・新しい方になるのかなぁ。
HSP言語という単語自体聞くのも初めてですが、このHSPプログラムコンテストは10年以上も開催されているそうです。5000本以上の作品があるというのも凄いです。
今回このコンテストの参加作品を遊ぶだけでもう十分暇は潰せそう。ナルトみたいに影分身したいです。
GLOBE GUNNER
そのHSPプログラムコンテスト2017参加作品の内の一つがこの「GLOBE GUNNNER」。3Dシューティングゲームということで、これはプレイしてみるしかない!そう思ってブログの記事にもしてみました。
そもそも、なぜHSPプログラミングのゲームをプレイするかというと、BGMをこのゲームに使って頂いたからなんです。このゲームの作者はMAKOTOさんと言って、私とほぼ同じ名前の方。
やるしかないでしょう!!(笑
それに、このゲームに使用された楽曲は「クール・ゴリラ」と「機械要塞」の2曲でして、この2曲がどういう場面で、またどんな印象をプレイ中に受けるかも確認したくて、というのもあります。
ちなみに、楽曲はこんな感じ。ゴリラかっこいい。
それでは、難易度をEASYにして早速プレイしてみます。
OPENING
おーすごい。PS1で出ていた初代地球防衛軍のような市街地。というかこの時点でフリーゲームとしては凄いなと思ってしまった。プレステ1のFF7やゼノギアスの3Dポリゴンなどの開発陣の頑張りを知っているだけに、今これが普通に作れてしまうところが凄い・・・時代は凄い進歩を遂げている。
それとも単にMakotoさんが凄いのかもしれませんが。(私じゃないです
えーーーなにそれめっちゃワクワクするじゃないですかー
STAGE1
というわけで早速STAGE1に突入してみます。いきなり右手にどえらいレーザー腕を持った女の子が登場します。
なぜ女の子がいきなり宙に浮いて戦闘しているかは、エンディングでわかります、実は(笑
操作はダウンロードしたファイルのテキストに書いてありますが、基本は自機が手前に固定。キーボードの「X」を押しながら方向キーを押すとロックオン固定で自機を上下左右に動かせます。「X」キーを押さずに上下左右にキーを押すと照準が動き、同時に自機も多少上下左右に相対的に動きます。
この辺はやってみて慣れるのが一番手っ取り早い。
3Dゲームではありますが、上手く操作を単純化させてプレイしやすくさせている工夫を感じられました。
でかいムカデみたいなのが宙を這っています。すげー、結構クオリティ高いと思います。
この斜めに滑空しながら射撃する感じ、カッコイイですねー
BGMが変わり「クール・ゴリラ」が流れてきました。どうやら一面の地上型ボスのようです。こいつがジャンプしながらビーム撃ってきて、初回案外苦戦しました。
楽曲「クール・ゴリラ」は最初のチュートリアル戦の肉弾ボスというイメージで作ったのですが、このボスが地上型でまんまそれに当てはまってて笑ってしまった。そして思ったより聞いた感じも私的には違和感なくて、良かった~(笑
STAGE2
砂漠ステージですね。空飛ぶ敵がうようよ出てきて非常に楽しい。
斜め下からのアングル射撃。普段の天地がなくなる感覚はやはり3Dゲームならでは。
砂ムカデが良い感じです。敵のテクスチャがしっかり作られているので迫力があります。
STAGE2のボスは巨大な翼を持った、グリフィンみたいな敵。こいつがまた強い。
急旋回したり、すぐに照準から外れるので、結構苦戦しました。
STAGE3
海ステージです。水中にいる間はこちらの弾が当たらない。いやはや、よく出来てるなぁ。
でっかいバドミントンのシャトルみたいなやつが出てきた!!何なんだお前は!!
うおおお、空ムカデが2体もいるぁぁあああ!!こえぇええええ!!
しかし、この奥行き感と影がまた迫力を出すなぁ。
STAGE3のボスは、水空両用の羽付きクジラ。私はクジラが好きなので、神々しさを感じてボスにぴったりですね。この光弾の嵐とかたまらん。
STAGE4
再び空のステージ。空の敵がもうわんさか出てきて非常に楽しい。ボムの使い所はここしかない。
なんだろう・・・なんだこいつらは!?
昔何かのゲームで似たようなやつら見たことあるぞ・・・グラディウスだったか・・・スターラスターだったか。
ボムどーーーん!!
ボムどーーーーん!!!(爽快
STAGE4のボス。再び空を飛ぶグリフィン。STAGE2より強い。
レーザー危なッ!!
こいつがまた苦戦するんですよ。体力半分もってかれてます。
STAGE2でもそうでしたが、こいつは倒しても逃げていきます。また現れるんだろうなぁ。強いからヤだなぁ(笑
STAGE5
STAGE5は市街地戦。市街地内はオートで進むので、敵を倒すことに集中出来るのは親切ですね。また、景色の移り変わりにスピーディさを感じて、労力少ないけど高速戦闘をしている感覚になる。
敵がマンションの向こうにいて当てられない。
しかしこのテクスチャよく出来てるなぁ・・・雰囲気ばっちりじゃないでしょうか。
STAGE5のボスは、見辛いですが、クール・ゴリラのSTAGE1と同じ地上型ボス。このボスもまた跳躍して裏に回りこんでくるので非常に厄介。苦手です。
倒せはしましたが、もうギリギリ。
STAGE6
再び水上ステージ。ここのステージの音楽はオーケストラ風なのですが、かっこいいですねー
シールドがもう裸の超魔界村状態ですが、頑張ってます。
なんかでかいタコみたいのきたーーーーーー!!
やばい、死ぬ・・・!!死ぬ・・・!!
・・・ミ、ミラクル・・・!!
STAGE7
STAGE7は夜の都会の戦闘。雰囲気が出てて実にGOOD。雰囲気作りが上手いなぁ・・・。
高速で道路を駆け抜けるダチョウみたいな敵。こいつが右に左に行くのが厄介です。
この巨大落雁、ぼーっとしてるとぶつかってきてダメージを食らってしまうので、かなり大きく動いていないと避けられません。そして真横に付けて転がってきて、最後にこうして立ち塞がる。ステージごとに新たな敵の行動パターンが結構豊富で面白い。
なんだねチミは! かくれんぼかねチミィ!!(アホ
3度目の邂逅。グリフィンみたいなやつ。
いやーこいつは強い。一回こいつにここで負けているので、今回はなんとしても勝ちたいところ。
むむ、倒したけどまた退くようです。こいつとは因縁浅からぬ仲なようです。
・・・と、グリフィンが撤退したあとに巨大空母登場。
素晴らしい演出だ・・・圧倒的じゃないか!!
STAGE8
おおおおおお、「機械要塞」がこのステージで使われている・・・!!なんだか感無量。
しかしこの空母の存在感は圧倒的。アーマードコアを彷彿とさせますね。いいなぁこのゲームいいなぁ~
STAGE8はもういきなりグリフィンみたいなのと戦闘です。決着をつける時。
一騎打ちかと思いきや、仲間の3体がやってきました。マクロスFでルカが導入していた半自律型のゴーストみたいな。
おおおおお、空母を背に、ゴースト3体を引き連れてのグリフィンかっこええ・・・
被弾しまくってしまいましたが、ギリギリなんとか倒せました。なんという熱いバトル。
ここで、長年の因縁に決着が付いたかのように、ヤツは落ちていきます。魅せてくれます。
ENDING
ここでラストは空母の中での戦闘かと思いましたが、STAGE8で終わりのようです。ヤツがラスボスだったようだ。
ここで、この主人公の少女の正体がわかります。なるほどな~ストーリーも上手く出来ていますね。感心してしまった。
初回クリアとして、名前を入れました。何度かコンティニューしているところは無念。私はアクションやシューティングは好きですが、別に上手いわけじゃないんです(笑
HARDモード
ちなみに、HARDだとどのくらい難しいのかもちょっと試してみました。
STAGE1の地上型ゴリラ戦。多少弾数は増えているように思いますが、そこまで脅威ではない感じ。
STAGE8のグリフィン&ゴースト戦。こちらも初回同様なんとかクリアできました。
なんだろう、弾数増えてるんですけど、もっと凄い鬼畜を想定していただけに、比較的易しめな印象。どの難易度でもストーリーが同じ場合は、最難度のモードでは、単純にやりこみ要素として鬼畜難易度でも個人的には良かったかなと思います。
おわりに
いやー、面白かった!!
3Dシューティングでありながら操作は比較的とっつき易く、またスピーディさの演出や、シンプルながらストーリーもしっかり組まれていて、非常に見事なバランスで作られている良作品だと思いました。
こういった全体のトータルバランスがとれた作品は、一部のここが好きというより、このゲーム全部が好きになる印象を受けるので、私はこういう作品が凄く好き。
そして、「クール・ゴリラ」「機械要塞」の楽曲を使用して頂き、Makotoさん、誠にありがとうございました。お陰さまでこういった作品を味わうことが出来ました。そして「こんな曲があったらもっといいかな」とか、「こういう演出にはこんなスタイルの楽曲が合うなぁ」など、新たな発見や開拓も進みました。
どうもありがとうございました、とても良い作品でした。
この「GLOBE GUNNNER」、動作も軽く、非常にプレイしやすいので、お手隙に遊ぶ時には良いかと思います。
それでは、今日はこの辺で!