こんにちは、MAKOOTOです。
Wavesが今月もセールを行っていて、全207製品が最大91%OFFというキャンペーンです。
輸入代理店であるMedia Integrationでのウェブサイトページはこちら↓↓↓
最大91%オフ!Waves November Specials
- 期間:2017年11月2日(木)~ 11月30日(木)まで*
- 販売形式:パッケージまたはダウンロード販売
- 販売商品:バンドル製品は全国のWaves認定ディーラーで、単体プラグインとダウンロード版はオンラインストアにてお求めいただけます。
- 本キャンペーンは、予告なく終了または内容が変更になることがありますので、ご了承ください。
とのこと。
Wavesは音楽業界では有名なプラグインメーカーなので、この業界をあまり知らない人から見ると、正規の値段からのこのセールはWaves破格!!やばい!!!と思うかもしれません。
実際に以前は40万円近くしたDiamondバンドルが今回では91%OFF。なので、33,800円ですか。昔の自分なら買っていたかもしれない。ただ、ここ数年の傾向はわかりませんが、今年の8月辺りから、Wavesは毎月このような破格キャンペーンを行っています。
今他の通販サイトに検索をかけたところ、楽天やAmazonでも税抜きで3万円を切っていたので、購入するのであればそちらで買ってもいいかもしれません。サウンドハウスさんは税込みで28,800円だったので、それより更に安かった。
以下では、私が個人的にWaves製品をピックアップしてあーだこーだ述べてみます。ちょっと情報古いかとは思いますが、ご容赦下さい(笑
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Diamond
収録プラグインは50種類以上。最近ではDAW付属のプラグインでも十分問題ないかとは思いますが、Wavesのシェアは世界でもトップクラスであるので、まだ持ってないけどプロ(特に海外)と同じものを使って体感してみたい!という方には一番お手頃のモノかと思います。
一昔前なら、個人レベルではGoldくらいで十分事足りた印象があるのですが、それ以上のクラスはまだ値段が10~20万くらいで値段的に手が出せなかったというのが理由としてあるかと思います。
ただ、当時のハイエンドクラスのDiamondが今や4万円を下回るとは・・・ここまで値段が下がっていると、これを持っているだけでもう、一通りのことは出来てしまう。一通りの括りも難しいんですけど、これより先は自分の特化した音楽スタイルの方向性くらいしかないんじゃないですかね。
Wavesのこういったひとまとめセットについては、ZALさんの記事がわかりやすいかなと思いますのでご紹介。
プラグインといえばWaves!Wavesバンドルの選び方と買い時
MaxxBass
Wavesの有名な低音補強プラグイン。ミキシングにおいて、低音の処理が難しいという声をよく聞きますし、同時にこれを使うよいいよ!という声もよく聞きます。低域は周波数の分布が密ではないので、例えばEQなどでQを尖がらせて削ったとしても音の変化が高域に比べてずっと如実で、処理がなかなか難しい。
「下手に削ると音が欲しくなってしまうけど、迫力は消したくない!」
そんな低域の問題を解決してくれるというのが、このプラグインの売りですね。
Diamondなどのシリーズの一番下位のSilverにも入っています。これ単体を買うくらいなら、Silverとかを買ったほうがいいのかもしれない。色々入ってるし。
MaxxBassをもうちょっと詳しくしりたい方はこちらをご参考に。
Waves / Gold~その2 真ん中らへんのMaxxBassの記事
L3 Multimaximizer
WavesのリミッターにはL1、L2、L3と三種類ありますが、このL3、個人的にはリミッターとしての機能はもちろんなのですが、音作りにも活用できるということで一時ちょっとだけ話題になったのを覚えています。
リミッターとしては個人的に、
- L1は古臭い音になり
- L2が一番堅実に仕事をしている感じ
- L3は遊び要素が含まれている
という印象。そしてこのL3は若干歪みに散らしが入っているといいますが、昔スネアにこれをがっつり掛けたら良い感じにバリンバリンの音になって面白かったのを覚えています。
L3が出たのももう結構前になり、今ではもっと使い勝手の良さそうなリミッターが色々出ているかとは思いますが、このL3の遊び要素は個人的に好きだったのでピックアップしてみました。
Wavesのリミッターシリーズについての記事ご紹介。
Waves L1、L2、L3 マキシマイザーで音圧アップ比較検証してみた
Linear Phase Multiband Compressor
昔、「Waves Production Mixing Mastering with Waves」という日本語版のWavesの本を買って勉強していたのですが、この教本にこのプラグインが全部マスタートラックに設定ほぼ同じに差さっていたのを思い出しました。
↑これです↑
教本には、このプラグインだけでなく他のプラグインも併用されていたのですが、この「Linear Phase Multiband Compressor」は単体でも十分使えて、曲全体を柔らかく包み込むかのようにピークなどを抑えて調整してくれる。そういう印象がありました。
教本の設定では、1~2kをゲイン低めに抑えて、低域と高域を柔らかに持ち上げていたような・・・。その時の曲調にもよるとは思いますが。
Renaissance Compressor
自然な掛かり方をするコンプレッサーとしてWaves定番の人気・安定プラグイン。コーラスやクワイアに掛けると効果的という印象がありますが、割と何にでも使える感じです。これもDiamondはおろか、Silverにも入ってます。
定番のコンプとしてもう親しみの長いプラグインではありますが、逆に言えば「このプラグインの掛かりの音は当り前」という認識になっているとも言える。
こういう定番は、耳に馴染みのある安定したコンプの掛かり方が欲しければ必須だし、常にどこかに新しい音を求める気持ちに応えるならばむしろ使わないほうが良いということでもあるわけですね。
ご参考までに、R-Compの記事の一つをご紹介。
Renaissance Compressor – Wavesの超定番コンプレッサー
おわりに
上記私がピックアップしたプラグインはWaves定番の、ある意味古いプラグインがほとんどです。
今では他者の優秀なプラグインが沢山ありますが、HシリーズやVシリーズ(少し古いか)、C6 Multiband Compressorや、SSL4000など、やはりまだまだ業界に安定したプラグインの多いWaves製品というのが私の印象です。
Waves製品を買うときは、昔は無かったのですが今はWUPというサブスクリプション方式に近い継続課金制が導入されています。
購入して一年以内はいいのですが、それ以降で最新版にバージョンアップする場合には有償になるよということ。これは別に更新しなくても、そのバージョンのままであれば使い続けることができますが、OSなどのアップデートに伴ったサポートが無いということでもあるので、ある日いきなり使えなくなるという可能性もある。
なので、売り出しが安いからバカスカ買ってしまうと、WUP更新時に意外と出費が嵩んでしまうかもしれません。
・・・んー、今Wavesのプラグイン持ってないから、Diamondだけでも買っていいかなとも思うのですが、案外手持ちのプラグインでやりたいことがまだ結構あるので、あまり沢山持ちすぎてもねぇ・・・おっつかないし。
という、宣伝なのか何なのかよくわからない締めで終わりにしたいと思います(笑
それでは!