今日は「ふりーむ!」に投稿されています、
召喚で乗り切る無人島探索ADV「ナントカ三術将2.5 ジーンと夢の島」
というフリーゲームのプレイ記事です。
こちらも先日楽曲使用のご報告があったので、BGMの使用感を確かめる為にもプレイしてみたのですが、この楽曲使用のご報告を頂いたゲームをプレイすることが最近の私の楽しみになってきました。
だって気になるじゃないですか。初めてプレイするゲームってワクワクするでしょ!?
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ふりーむ!とは
無料ゲームがなんと10,000以上もある、ゲーム大好きな人にはまるで夢のようなドリーム。パラダイスのような楽園はここにあったか。
以下、ふりーむさんのサイトから抜粋して要約しますと以下のようになります。
- 置いてあるゲームは「フリーゲーム」「無料体験版」のみなので全て無料
- 個人製作者が趣味で制作している形式が主
- ゲームを遊ぶのに登録等は不要
- すぐプレイできる
- ダウンロードして遊ぶWindows向けが中心(オフライン向け)
- ウイルスチェックや動作チェックも済んでるよ!
- プレイ後の感想があると皆喜ぶよ!
抜粋要約:ふりーむ!より
10,000点以上もフリーゲームがあるというの驚きですね。全部プレイしてたらきっとその方は神様でしょう。(おおカミよ、今月の貢物はこれだけです)2000年2月から始まり、今年で17年目だそうで私は全然知らなかったのですが、いや~凄い。作品数が多いのも凄いけど、ここまで続けてきたことが個人的には凄い。
主にPC(Windows)で遊ぶゲームが主のようですが、
スマホで遊べるゲームは「ブラウザゲーム」と記載
ということで、スマホで遊べるフリーゲームも今見たら沢山ありました。
ここで一つ注意点があるとすれば、フリーゲームということで遊ぶのは無料だけど、それを素材として使って云々はまた別で、
著作権は各制作者にあります
ということですね。自分の楽曲も「一つの素材」として見てしまうので、ゲームを使用して何かするというのは個別に許諾が必要になりますということですが、普通に遊ぶ分には気にする必要はないです。
RPGツクール2000の画面をウインドウモードに
今回はそのふりーむ!に投稿されている「ナントカ三術将2.5 ジーンと夢の島」というゲームのプレイ記事になるわけですが、このゲームはRPGツクール2000で制作されています。なので、プレイ画面を開くと画面がフルスクリーンになってしまった。
なので、RPGツクール2000を開く時の注意点として書いておきます。
参照:RPGツクール2000 のゲームを「ウィンドウモード」で起動する
一応こちらの記事の通り、exeファイルのショートカットを作り、その中のリンク先のexeの後ろに「 0 0 Windows」と付け加えて、ショートカットから起動することでウインドウモードとして起動できました。二つ以上の引数の後に「Windows」だそうです。
参照記事では、続いて「3.相対パスで指定」とありますが、これはやらなくとも出来てしまったので良しとします。
いいのか、いいんです。プレイ出来れば。
また、通常のexeファイルから起動してやり、F4キーを押すことでもフルスクリーンとウインドウモードの切り替えが出るので、F4で問題なさそうであればそれでも良いかも。私はデュアルディスプレイ使用のため、画面の大きさの切り替わりのチラつきがきつかったので、上記の方法でウインドウモード化しました。
ちなみにF5を押すと更に小さく切り替えができ、F12を押すとゲームタイトルに戻れます。
ナントカ三術将2.5 ジーンと夢の島
ナントカ三術将2.5は、このシリーズの3作目に当たるようです。
作者の三條さんのふりーむ!のページはこちら。ホームページはこちらです。
それでは早速プレイしてみます。ちなみに私の初回プレイ時間は、大体2時間でした。サクッと遊べて良いコンパクトさです。
私はこの作品が初プレイ。なので、あらすじの尺から考えて、前作をプレイしていた方がより楽しめる形になっているのかもしれません。主人公はこの左の術将ジーン。
探索アドベンチャーに入る前に、しっかり物語の展開が作られています。初プレイでもこの冒頭のお話を見ることでこのゲームの世界観とキャラクターが大体把握できます。
その序盤に一波乱あり、とある島でしゃべる石版エリスと共に島を探索する形でいよいよゲームが始まります。
エレメントを召喚し、探索を始めます。エレメント非常に可愛い。
ターン数がある程度進むと半自動的に物語が少しずつ進むので、この誘導は自然でいいですね。(多分自動だと思う)
序盤の何気ない石版エリスのこの言葉が、後になって意味があることがわかります。(これは2回目にして気付きました。)
ガンガン探索していきます。音楽がいいなぁ。
この淡々と何かの作業をこなしていく感じ、レミュオールの錬金術師を思い出します。あれ、冬に裸のままプレイしていたくらいハマったもんなぁ(お風呂行く前にちょっと始めたら数時間抜け出せなかった(笑))。それに近い感じのハマりの感覚があります。
探索は基本難しいことは何もしません。探索の設定を最初にしてやれば、あとはエレメントという召喚ユニットが結果を持ってきてくれます。そして毎回違う展開やアイテムが用意されているので、意外とワクワクする。
物語ではこの魔晶石を見つけていくことで、色んな属性のエレメントユニットを召喚できます。
主人公のジーン、結構賢いんですよね。さすが三術将の一人だけはあります。こういうキャラの丁寧な作り込みはやはり素晴らしい。
各探索場所では、それぞれの属性に適したエレメントで探索をすると探索効果が良いようです。「Area3の丘陵なら黄色のエレメント」という風に。色別で書いてあるのもわかりやすくていいですね。
BGMも物語の進行で計6曲用意されていて、楽しくなってきました。こういう飽きさせない工夫って大事だなぁ。
ターン25、物語中盤。魔晶石が二つ置けるようになりました。これで2つの魔晶石の組み合わせでしか出てこない召喚ユニットが召喚できるようになりました。
例として、黄魔晶石一つだとどんなに再召喚しても☆2スパッキーしか出てこないのですが、
黄魔晶石2つだと、☆3のティンキーが出てくるようになりました。
1つでもティンキーはもしかしたら凄く少ない確率で出てくるんだろうか・・・私が試した限りでは出てきませんでした。
青魔晶石1つだと、頑張ってトビヒオでしたが、
青魔晶石2つだと、クリア☆3とアクア☆2が出るようになった!
赤魔晶石1つだと、バーニング☆2。(この辺りで夢中になる)
赤魔晶石2つで、ウォウム☆2とグレイブナイト☆3。ウォウム可愛いです。赤であって、必ずしも火ではないところが面白い。あと、グレイブナイトかっちょいいすね。
青・赤でニャンニャ☆2、オーロラ☆3。キャラクターに独自の個性を感じる。これはきちんとこの作品の世界観が構築されている証でしょう。
そして緑と青でウォーウランド!・・・え、ウォーウランドきた!?!?
冒頭のストーリーで名前の挙がった召喚ユニット「ウォーウランド」はここで初の顔見せとなります。とってもかわいい。
このキャラクターもツクール素材ではなくて、三條さんご自身で描かれているものでしょうか。すげードット絵すげー・・・!!
1ターン毎に鐘の音がなるので、時の経過が感じられてこのゲームの世界にいるような感覚になりますね。ジーンが瞬きしたりと、細かいところに動きが感じられて感心してしまう。
エレメントで何度もユニットを召喚しなおせるので、ここで気に入ったユニットが出るまで召喚することでこのゲームに慣れてくる感がありました。やり方がわかってくるとゲームの世界に入り込みやすくなりますね。
上位のユニットが出てくると、「お!」ってなるのですが、私はボーナス+10になる同じ色・同じユニットの組み合わせでプレイしてました。
ターン40でジーンが少しナーバスになり、美味しいものを思い浮かべてはどうかという石版エリスの提案で、なぜか2つの選択が出てきました。怪しい・・・これがどう今後に繋がるのか想像がつかない(笑
ある程度ターン数が進むと島の番人が姿を現し、主人公であるジーンに二つの選択を迫ります。
これはどっちを選ぶかで結果が変わりそうだな~と思っていたら・・・
自動で当初の目的の方に流れました。
これは絶対もう一方のほうもある(笑
絶対ある。探索が足りなかったのか、初回はこのパターンなのか・・・ひとまず、ここで一旦ゲームは区切られる形となります。
セーブ後のコンティニュー
まー何もわからないままこれで終わりなわけないですよねー!?
というわけで、実はもう一方の選択肢を選んだ場合のお話がこの後に始まります。
人生の選択は一つしか選べませんが、実はこうして覚えていないだけで過去に遡って「こうしたかった」という方を結果的に我々は選んでいるのかもしれない。並行世界や仮想世界の認識が少しずつ一般化している気がするので、こういう展開はいいなと思います。
ここから、石版エリスの謎に迫る形で探索が始まります。
さあ、探索を本格的に続け、ついに物語の最終章・・・!!
ワー、島ガ綺麗ダナー!!!
(続きはゲーム本編でお楽しみ下さい)
初回トータルクリア
というわけで(笑)、このゲームの一番美味しいところは敢えて触れずに、クリア後の私の探索リザルトはこんな感じ。結構探索しまくっていたため、コレクションはコンプリートしていたみたいです。
これでようやく胸のつかえが取れて、ジーン帰還。船長も喜んでいます。
以上でストーリーは終了。やーラストの展開がかなり面白かった!!
このストーリーの作りの面白さは、最後の最後で核心にやっとたどり着く形になっているので、それを中盤までジーン主体でいるため、結構気付けないようになっています。
ただね、序盤から結構意味のあることがほのめかされていたりするので、上手いなと素直に思いました。エリスがねー、すんごいリアルで、途中でゲームやってる感覚無くなるような接し方してくるんですよ。
ずるいよね。最後の最後でほんとなんというか、リアルだなぁ(笑
そしてクリア後は、このように探索で手に入れたコレクションやエレメントの図鑑埋めが出来るようになっています。
アイテムの説明が結構面白いんですよね~。じっくり時間をかけて集めながら楽しんだ方がよかったかもしれない(笑
エレメント集め
この時点で結構長くなってしまいましたが、折角なので残りのエレメントも集めてみたいと思います。
緑1つで、ケリー☆2。
緑2で、マダリット☆2、グリーブ☆3。グリーブなんかやばそうな雰囲気。
赤と緑で、ネイブ☆2、ハレイズナ☆3。やっぱりエレメントの個性があっていいなぁ。
黄色と緑で、イザルタ☆2(黄)、シュレイ☆3(緑)。
赤と黄色で、コオク☆2、ペルマイン☆3。
青と緑で、ナッソ☆2、ウォーウランド☆3。
青と黄色で、マシュリー☆2、エフリク☆3。
あと、無属性で赤と青のパターンで出てきたナイトを入れて、エレメントコレクション完成でございます!やったぜ。
おわりに
結局、この記事を書くに当たって、初回プレイの2時間と、エレメントコンプに3時間くらいかけてしまった。
完全クリア後は、
- キャンペーンモード:ゲームクリア後の単純に探索を楽しむモード
- オールスターモード:図鑑がリセットされ、エレメント完全ランダム召喚
- オプション:ウインドウカラー、セーブアイコン、BGMの変更
の3つを楽しむことができます。
ああ、完全に忘れていましたが、私の楽曲「緑の茂みのカメレオン」は、BGM#3。一旦区切りが入り、その再開からのBGMとしてご使用頂いていました。作者の三條さんには気に入って頂けたようで何よりです。
個人的にはゲーム中に使われている他の5曲(私以外の作曲の方)どれも良いんですよね~、どれも良いんですけどしいて言うなら#1が好き。
ゲームとしては、
- エレメントという可愛い召喚キャラクター
- 探索での収集アイテム
- 一つのテーマに絞ったストーリーの流れ
そしてそれらの要素がコンパクトにまとまりよく詰まっていて、ver2.5というナンバリング作品にも拘らずかなりの完成度の高さを感じました。
作者である三條さんにお伺いしたところ、背景画像などは素材屋さんからお借りして加工されているそうですが、キャラやエレメント・コレクションなどのドット絵は自作だそうです。凄いですよね・・・全然違和感ないですもん。
それに、ゲーム性としての探索コレクション集めも難しくないように出来ている。だからライトに遊べる。その分、一つ一つの作りが全部に行き届いていて、統一感が生まれている。この確固とした独自性が非常に素晴らしい。
というわけで、最後は今作の主要エレメントであるウォーウランドで締めてみたいと思います。
かわいいなーウォーウランド!!
愛のこもった良い作品を、どうもありがとうございました・・・!!
それでは!