目指せ高みへ!!
こんにちは、MAKOOTOです。
前回に引き続き、今回はオーディオストックに音素材を投稿する方法をご紹介いたします。
前回の記事はこちら
【無料で始められる】音楽販売サイト「オーディオストック」【ユーザー登録編】
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楽曲投稿の流れ
クリエイターのマイページの真ん中に、わかり易くこのような表示が出ています。
私も、この記事を書く2週間前に登録したばかりなので、数が少ないですね。
もちろんまだ売れてません。
ゼロです。(くぎゅうぅぅじゃないです。もう古いとか言わない
それでは楽曲を投稿しましょう。
右下にある「今すぐ音素材を登録」をクリックします。
オーディオストックでは、音素材を4つのカテゴリーに分けて取り扱っています。
今回は「BGMを作ったよ!」という流れで、BGM(インスト)を選びます。
左の「新規音素材を登録」をクリック。
そうすると、ダーッと縦長に登録情報を記入する欄が出てきます。
サイトがかなり丁寧な作りなので、あまり迷うことは無いとは思いますが、念の為、ひとつひとつ見ていきましょう。
ファイルアップロード
・wav形式、44.1kHz であること
・200MB以下 であること
・冒頭の無音時間が0.5秒以内 であること
・アップロードできる形式はwavのみ
2017年5月時点では、mp3形式のみでの販売を行っているようですが、夏頃からwav形式での販売を予定しているとのこと。より音質の良いデータを使ってもらうということなのでしょう。
そのため、2016年11月27日以前に登録されている方には、wavデータをアップロードしてもらえるように、オーディオストック事務局では呼びかけています。
サンプルレートは44.1kHzで固定ですが、ビットレートは自由です。
・アップロードのデータ上限は200MB
これは、一曲をアップロードする時の上限が200MBという意味です。
44.100Hzの16bit(CD音質)では、尺1分でおよそ10MBですので、上限に関してはよほどの長尺でなければあまり気にしなくても問題ありません。
32bitの場合、データ容量は単純に2倍になるので1分=約20MB。
つまり、
16bitであれば約20分弱で200MB
32bitなら約10分弱で200MB
64bitなら約5分弱で200MB
となります。
・冒頭の無音時間が0.5秒以内
これはBGM単体を扱うという想定なので、例えばアルバムCDなどのように曲と曲の間の空白を作ろうとして、無音部分を入れる必要はないということです。
タイトル
ここでのタイトルは、曲名ではあるのですが、管理側の認識コードに近いものです。オーディオストック内では、購入者側が欲しい楽曲を探しやすいよう、次の「一行説明」でリストが表示されます。
↑↑こんな感じ↑↑
赤丸で囲ってある部分が、一行説明です。
ですので、タイトルがすでに自分で決めてあれば(例えば、ライバル戦闘、等)それを入力しても良いですし、特に名前を決めてなければ「rock_battle1」など、自分がわかりやすい表記でも構いません。
一行説明
これは、ブログのキーワード選定と同じなのですが、購買者がより目的の楽曲を探しやすいように、またこの楽曲はどういう雰囲気なのかを簡潔に書くのがポイントです。
2017年5月現在、BGMだけで4万点近く素材が投稿されているので、やはり購買層に認識されやすいような文章が良いでしょう。
試しに投稿素材リストをざーっと見ていくと、色んなワードの組み合わせがあるのがわかるかと思います。
詳細説明
下の画は、実際に投稿された後の楽曲のページです。
この「詳細説明」はどこに表示されるかというと、右下辺りの赤枠の部分の「基本情報」に表示されます。
全文は隠れていますので、上の画像では見えていませんが「…もっと見る」をクリックすると、
このように、全文が表示されます。 赤枠の中が詳細説明で記入した部分です。 しっかり記入することで、 ・購入者へイメージを細かく伝えることが出来る ・音素材詳細ページの価値が高まる ・検索でヒットしやすくなる とあります。 意外とここに書かれている内容を見て、「なるほどこういう雰囲気か」とBGMに対する認識が広がることもあります。 是非、他の投稿されている方の文章に目を通されることをオススメします。結構面白いですし、なにより自分のイメージを言葉にする良い訓練にもなります。 |
BPM
BPMとは、その曲のリズムの速度です。
なぜこれを表記する必要があるのかというと、例えば
BPM=120の4小節分は8秒ジャストです。
曲の構成が
イントロ | Aメロ | Bメロ | サビ | アウトロ
として、それぞれが8小節であった場合、
16×5=80秒(1分20秒)
となります。
つまり、BPMが分かり、構成が決まっていた場合、曲の長さもそこで決まります。
これを逆算すれば、尺が1分20秒でBPM表記が120とされていたら、
40小節あることがわかり、曲の構成を何パターンかに予想する事が出来ます。
・・・ちょっと理屈っぽい例になりましたね。要はBPMがわかると、
「BPM=80のピアノならゆったりした感じだろうなぁ」
「BPM=140のテクノ系か、オーソドックスでいいね」
「BPM=230のメタルだと!?イカれてやがるぜ・・・!」
と、大体の予測はつくので、購入者側としてはBPM表記がきちんとされていると、比較的求める曲を探しやすいのです。
細かいBPM変化のあるピアノソロなどは、基本BPMをそのまま入れても良いかと思いますし、オーケストラ系などの緩急を大きくつけている楽曲の場合は、フリーテンポにチェックを入れ、「詳細説明」に基本となるBPMを記入しても良いと思います。
キーワード
沢山あるので大変そうな気がしますが、大丈夫。簡単です。
キーワードは最大50個まで入れられます。
すでにある程度ワードが用意されているので、曲に合う単語をクリックしてあげると右の空欄に次々とキーワードが入力されていきます。
↑は「アクションゲーム系バトル曲」を投稿した場合。
そして、下の項目にある「楽器」「ジャンル」「イメージ」の中からも選択していきます。
関連度の高い重要なものから順番に選んでくださいとありますが、すでにリストが上からそのようにまとめられているので、上から順番に見ていって選んでいけば問題ありません。
もし、左のリストにないけど、「こういうキーワードを入れたい」というものがあれば、右空欄をクリックして手動で入力もできます。
イメージに合わないキーワードを入れていると査定に響くようなので、最初は欲張らず、よくわからなければ無理に沢山キーワードを入れる必要はないかと思います。慣れてくると段々わかるようになり、選択も早くなっていきます。
価格
ファイルをアップロードすると、価格を選べるようになっています。
私が2分ちょいの曲をアップロードした時は、¥2,000 or ¥3,000 から選ぶことが出来ました。
これが、容量の大きさからなのか、尺を測っての基準なのかはわかりませんでしたが、販売価格はあとからでも変更は出来るので、お好みで構わないと思います。自分の音素材の適性価格を客観的に見る力は、とても大事な力です。
以上、入力に特に不備が無ければ、登録ボタンを押せば投稿完了です。
お疲れ様でした。
査定完了までには約一週間かかる
登録が終わった音素材はオーディオストック事務局による査定が入ります。
それが終わるまでが大体一週間程度。ある程度の品質、ノイズの有り無しなどをチェックされ、問題なければ、登録完了のメールが届きます。
録音時に発生するノイズの消し方はこちら
録音されたオーディオの「プツッ」というノイズを一発で除去する方法
そして音素材の登録数には上限が設けられていて、
最初は5点まで。
ある程度の品質が認められれば50点まで。
もう一段上のクオリティがあると判断されると、無制限に音素材を登録できます。
なにはともあれ、結果を待ちましょう。
その間に、新たな曲を作ってもいいし、他の投稿されている方の作品を聞いて刺激を受けたり、どういった素材が求められているのかをリサーチするのもいいかと思います。
終わりに
2回に渡って、登録と投稿、お疲れ様でした。
私自身、審査に通るかどうかドキドキしながら待っていて、通ったよーと通知が来た時は
「うおおおよし!キターーーー!!」
と、一人ではしゃいでいました。もういい歳してるのになぁ(笑
そして仮に審査に落ちたとしても、一個ずつ勉強してクオリティを上げていけばいいだけだし、ダメならダメで、無料で使ってもらう別の形もまたあるわけです。
一個ずつ、やっていくしかないっすわ!
それでは。